バスティン オールインワン
当教室の導入教材として使用しているバスティン教材の新しいシリーズ、オールインワン。
パーティーシリーズはもちろん素晴らしい教材ですが、何度かこのオールインワンのセミナーを受けてからこの教材の素晴らしさに触れ、何人かの生徒さんにこちらでレッスンさせていただいています。
そのオールインワンの筆頭著者である、リサバスティン先生がNYから御来日されたので、セミナーを聞きに行ってきました。
このバスティン教材とは??
ピアノの演奏技術を身につけるだけではなく、音楽のあらゆる分野を学習しながら幅広い音楽体験がなされるように構成された学習法で、今回ご来日されたリサ先生のご両親であるジェーン&ジェームス・バスティン夫妻により、創始・開発された教材です。
導入期より全調の導入
バスティン・メソードの順序だてたレッスンを取り入れることにより、ピアノ鍵盤の理解、リズム、聴音、和声、創作、即興演奏、移調、理論、テクニック、アンサンブル、初見、読譜、鑑賞、バランスの取れたレパートリーなど音楽のあらゆる分野を習得することが出来ます。
当教室でも、大人の生徒さんも含め、生徒さん方に全調にチャレンジしていただいています。
調性にはそれぞれのキャラクターがあります。
例えば、ヘ長調なら平和の調。変ロ短調は死を意味するなど....
早い段階から色んな調性に触れることで、様々なキャラクターの変化を敏感に感じ取り、それを表現できる能力を身につけていきます。
生徒の学ぶ力を育てる教材
生徒さんが早い段階から自分で学習する力を身につけることができ、「演奏を楽しむ」という音楽の本質的な価値を生徒に理解してもらうことができます。
セミナーの中で特に心に残った言葉をご紹介します。
Practice slow, learn fast
Practice fast, learn slow
ゆっくり練習すると学びが早く
早く練習すると学びが遅くなる
これは、わたし自身も小さい時から先生に言われてたお言葉です。
ただテンポがゆっくりなのではなく、どう弾きたいからどんな風にタッチをするのか、楽譜の指示はどうなっているのかなど、すべてのことを考えながら、それをコントロールしながらゆっくり練習することが大切。
ゆっくり練習できるようになればプロだって。
Teach each and every student as if he or she wear your very best one
ひとりひとりの生徒をあなたの一番弟子だと思って教えなさい
どの子がどんな才能があるか分からない
ひとりひとりに心を込めて教えなさい
昨年お亡くなりになられたジェーン先生が、娘のリサ先生にいつもおっしゃってたお言葉だそうです。
教材の進度も、得意なことも苦手なことも様々です。
ピアノを通して音楽の楽しみや喜びや面白さを感じ、色んな個性を伸ばしていただけたらな...
いつも音楽に対しての新鮮な気持ちを、保ち続けてもらえればといつも思っております。
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